一人ひとりの困りごとを解決し、それぞれに合った働き方ができる社会的企業のこと。
ここでの困りごとは、障害のある方、引きこもり、シングルマザー、LGBTQ +、高齢者など様々です。例えば、
・業務マニュアルを作成し、障害の有無に関わらず働くことのできる工場
・短時間しか働くことのできないシングルマザーのために、ランチタイムだけ働くことのできる定食屋
など、就労面での壁を感じる方への個別の工夫が整えられ、多様な人が働くことのできる環境です。
特徴1 就労に困難を抱える方が多数(2-3割以上)雇用され、サポートを受けながら他の従業員とともに働く
特徴2 事業によって得た収入をもとに自律的な運営
1970年代にイタリアで誕生し、一般就労でも福祉的就労でもない、第3の就労の場としてヨーロッパ各地で発展。現在は、ヨーロッパでは約10,000社、また、韓国でも約3,000社が存在します。
日本では、東京都ではソーシャルファームの創設及び活動の促進を条例で決定するなどの動きがありますが、まだまだ認知度が低いのが現状です。
私たちは、自分らしさを強みにした働き方ができる手段としてソーシャルファームに共感し、その在り方について発信し、社会起業家・経営者・ソーシャルワーカーなどのネットワーク形成を行なうことで、自分らしい働き方の中に選択肢を増やすサポートを行なっています。